6月22日(日)16:00〜17:30 ZOOM配信・アーカイブ版あり
講師:奥平 綾子氏(おくだいら・あやこ)株式会社おめめどう 代表取締役
視覚的支援グッズの開発・販売を行う【おめめどう】代表・奥平綾子さんをお招きして、障害のある子の”お金の自立”をテーマにお話しいただきます。後半は、“親のお金の持ち方”の専門家であるFP佐藤も加わり、それぞれ異なる立場と専門性を持つ二人が、「親と子の”財布”をどう整えていくか?」というテーマに向き合っていきます。
障害のある子の「お金の管理」って、どこまで考えていますか?
実は、多くのご家庭では、親が当たり前のように子どもの分もお金を出し、すべてを管理しています。
でも実は、この「親が全部払っている」状態がずっと続くと、いざ将来ひとりで暮らす場面になったときに、子ども自身が“お金を使う経験”を積めていない、という事態につながってしまうのです。
そして多くの親御さんが、このことに“そもそも気づいていない”というのが現実です。
「今は私が全部やっているから」「まだ先のことだから」
――そんなふうに考えているうちに、親子そろって困ってしまう日が、突然やってくるかもしれません。
今回の講師は、視覚的支援グッズの開発・販売を行う【おめめどう】代表・奥平綾子さん。
ご自身も、自閉症のある息子さんを育ててこられたお母さんです。
「スケジュールやルールは、“目で見える形”にすれば、子どもが自分で理解しやすくなる」
そんな視覚的支援の考え方を、家庭の中で実践しながら育ててきた経験と知恵を、
これまで20年以上にわたり全国の親子や支援者に届けてきました。
今回はその奥平さんに、障害のある子の”お金の自立”をテーマにお話しいただきます。
支援者として、そして母として――
「わが子の暮らしを支えるお金」と、どう向き合ってきたかを、経験談も交えてたっぷりと語っていただきます。
後半は、“親のお金の持ち方”の専門家であるFP佐藤も加わり、それぞれ異なる立場と専門性を持つ二人が、「親と子の”財布”をどう整えていくか?」という見落とされがちなテーマに、丁寧に向き合っていきます。