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“親の本音”で考える意思決定支援と権利擁護~第一人者・又村あおいさんに聞く!わが子の未来の守り方~

4月20日(日)17:00~18:30 @ZOOM アーカイブ版あり
講師:又村 あおい氏(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事兼事務局長)
ゲスト:田中 恵美子氏(日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科教授)
障害のある子が将来、家族以外の支援を受けながら安心して暮らしていくには──“親の本音”で考える意思決定支援と権利擁護について、制度づくりの第一人者・又村あおいさんと、障害のある人の「ひとり暮らし」を研究されている日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科教授の田中恵美子氏をゲストでお迎えして学びます。

親が障害のある子のケアをできなくなったあと、福祉サービスや地域の支援に頼ることになります。

そのとき、安心してお願いできるだろうか? 子どもの意思は本当に尊重されるのだろうか?そんな不安を感じたことはありませんか。

それは、将来だれかにお世話になるかもしれない私たち親自身にとっても、決して他人事ではありません。

虐待防止や意思決定支援といった仕組みはあるものの、厚生労働省の資料は難しく、なかなか全体像をつかみにくいのが現状です。

さらに・・・

”権利擁護”はとても大切。でも「親が子どもを思う気持ち」は、どう受け止められるのでしょうか?例えば「成年後見制度はできるだけ使いたくない」と感じる親御さんも少なくありません。

また、「意思を尊重する」といっても、話せない子どもの気持ちはどう伝えるのでしょうか?逆に、話せる子が“やりたい放題”になったとき、誰がどう支えるのでしょうか?

親としての本音や迷いは、制度の教科書には書かれていないのです。

ーーーー

そこで今回の講座では、厚生労働省や内閣府の各種検討会の委員として制度づくりにも携わっていらっしゃる(一社)全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事兼事務局長・又村あおいさんをお招きし、

「権利擁護」や「意思決定支援」の基礎から、今知っておくべき最新情報、“親の立場としてどう受け止め、どう準備すべきか”を赤裸々にお聞きします。

また、後半のディスカッションタイムには、障害のある人の「ひとり暮らし」を研究されている日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科教授の田中恵美子氏をゲストでお迎えし、

悩める障害のある子の親でもある佐藤も交えて、「障害のある人と家族が幸せに暮らすにはどうしたらよいか?」をテーマに、深掘りをしていきます。


◎又村 あおい氏(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事兼事務局長)

公益社団法人 日本発達障害連盟常務理事として「発達障害白書」「JLニュース」編集長を務めるほか、厚労省や内閣府の検討会委員として制度づくりにも参画。内閣府(障害者施策担当・制度改革担当室)に出向し、平成27年度から令和元年度まで厚生労働省福祉総務課地域福祉担当としても勤務。障害福祉制度、意思決定支援、成年後見制度の見直し、医療的ケア児支援、地域共生社会の推進など、多方面から障害のある人の暮らしを支える活動を行っている。

◎田中 恵美子氏 (日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科教授)

日本女子大学大学院にて社会福祉学を専攻。その間、障害者団体にて介助等経験。障害学と出会い、研究を継続。4月から日本女子大学人間社会学部に移籍し、主に障害分野を担当。研究テーマは、知的を含む障害者の「自立生活」、障害のある親の結婚・子育て支援等。支援者らとのオンライン・サロンや執筆等を通して障害者の地域での自立生活の可能性について発信中。

© 2024 一般社団法人障害のある子のライフプランサポート協会

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