不正アクセス・PHP脆弱性に関するご報告|協会の個人情報管理と自分でできるセキュリティ対策

最近、企業や各種サービスへの不正アクセス、個人情報の流出に関するニュースが相次いでいます。
2026年10月21日には、ウェブサイトやアプリケーションなどで広く使われているプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性があることも公表されました。
こうした状況を受け、当協会でも改めて利用サービスの状況と個人情報の管理について確認し、必要な対策を行いましたので、ご報告いたします。
当協会が利用しているサービスについて
当協会では、公式ホームページに「Wix」、お問い合わせやお申し込みに「FC2メールフォーム」を利用しています。
Wixは、利用者がPHPコードを追加できない仕組みとなっており、当協会でもPHPを使用したウェブシステムを独自に構築・運用しているわけではありません。
また、オンライン会員制度「幸せみらいラボ」では、会員向けプラットフォーム「YOOR」を利用しています。
10月22日、YOOR運営事務局からセキュリティに関する調査結果の報告がありました。
YOORでは、直近半年間のアクセスログ等を調査した結果、現時点で不正アクセス被害と思われる形跡は確認されていないとのことです。
また、今回問題となっているPHPの脆弱性(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)についても、YOORではPHPを使用していないため、影響はないと報告されています。
なお、各サービスの内部システムについては、それぞれの運営会社が管理しています。
協会で実施した個人情報の管理とセキュリティ対策
当協会では、障害のあるお子さんとご家族の将来のお金や暮らしについて、ご相談をお受けしています。ご相談の内容には、ご家族の資産状況や生活環境など、非常に大切な個人情報も含まれています。
そのため、これまでも情報の取り扱いには十分注意してきましたが、今回の件を機に、管理状況を改めて見直しました。
まず、これまでお問い合わせやセミナーのお申し込みなどでいただいた情報について、直近の対応に必要なものを除き、過去のフォーム情報をウェブ上から削除しました。
また、ご相談に必要な個人情報や資料のうち、紙で保管する書類については、鍵付きの保管庫で管理しています。
さらに、業務で利用しているGoogleドライブやOneDriveについても、GoogleアカウントおよびMicrosoftアカウントに2段階認証を設定し、セキュリティ対策を強化しました。
情報を守るためには、不正アクセスへの対策だけでなく、そもそも必要以上の個人情報をウェブ上に残さないことも大切だと考えています。
個人でできるセキュリティ対策
今回のようなニュースを見ると、ご自身の個人情報やクレジットカード情報について、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
インターネットを利用する以上、リスクを完全になくすことは難しいものですが、日頃のちょっとした対策で被害を防いだり、不正利用に早く気づいたりすることはできます。
特に、次のような対策をおすすめします。
① クレジットカードの利用通知を設定する
クレジットカード会社によっては、カードを利用するたびにメールやスマートフォンのアプリに通知が届くサービスがあります。
身に覚えのない利用に早く気づくことができるため、ぜひ設定しておきたい機能です。あわせて、利用明細も定期的に確認しましょう。
② メールやSMSに記載されたURLから安易にアクセスしない
金融機関や通販サイト、宅配業者などを装い、偽のウェブサイトに誘導する「フィッシング詐欺」が後を絶ちません。
「アカウントが停止されます」「カード情報を更新してください」といったメールが届いても、記載されたURLをすぐに開かず、公式アプリや普段利用している公式サイトから確認する習慣をつけましょう。
③ パスワードを使い回さない
ひとつのサービスからパスワードが流出すると、同じパスワードを使用している別のサービスにも不正ログインされるおそれがあります。
特に金融機関やメール、ネットショッピングなどでは、それぞれ異なるパスワードを設定することが重要です。
④ 2段階認証を設定する
パスワードに加え、スマートフォンなどを使って本人確認を行う仕組みです。
ログイン時に少し手間が増えることもありますが、パスワードが第三者に知られてしまった場合の不正ログイン対策として有効です。
⑤ 不審な利用に気づいたら、すぐに連絡する
身に覚えのないクレジットカードの利用や、不審なログイン通知などがあった場合は、放置せずに確認しましょう。
クレジットカードの不正利用が疑われる場合は、カード会社の公式窓口に速やかに連絡することが大切です。
安心してご相談いただくために
当協会では、障害のあるお子さんとご家族が、将来にわたって安心して暮らしていくためのライフプランづくりを支援しています。
そのためには、ご家族から安心してお話しいただけること、そしてお預かりした情報を適切に管理することが欠かせません。
今回の件を通じて、セキュリティ対策は一度行えば終わりではなく、日頃から見直していくことが大切だと改めて感じました。
今後も、個人情報の適切な管理に努めるとともに、皆さまの暮らしや財産を守るために役立
つ情報をお伝えしてまいります。
一般社団法人 障害のある子のライフプランサポート協会
代表理事 佐藤加根子

