11月15日(水)20:15~21:30 @ZOOM
講師:池田 勝紀氏(医学博士/アイデス・クリニック院長)
発達障害のある人の支援には福祉支援や教育的支援など、色々なアプローチがありますが、今回は「医学的アプローチ」による支援を取り上げます。東京・高輪台で発達障害のお子さんとご家族を支援する”発達支援外来”を開設されている池田先生をお迎えしてお話をうかがいます。
この講座は”つながる・学べるコミュニティサロン【幸せみらいラボ】”開設記念企画です。
※この講座だけの受講も可能です。
発達障害とは、脳の発達や働きの偏りから発生する行動やコミュニケーションなどに問題が起こる障害のことを言います。
ジャンプができななどの体の使い方が苦手だったり、特定の音や匂いが苦手だったり、特定の強いこだわりのために癇癪を起こしたり、衝動性のためにじっと座っていられなかったり、順番を待てなかったりなどの症状があります。
幼児期になって、”うちの子なんだか育てにくいなぁ” ”母親の育て方が悪いのではないかしら?”と悩む方が多いのですが、はっきりした診断がつけにくいということもあり、医療や福祉の支援に届きにくい障害でもあります。
わが家も息子の幼児期、あまりにも他のお子さんと発達が違うので、自治体にSOSを出したのですが、医師も少なく順番待ちでなかなか診てもらえない、自治体の支援もほとんどないという辛い体験をしました。
最近では民間の児童発達支援事業所も増えてきたので、状況は以前より良くなっていますが、その一方で親として出来ることはしてあげたい、でもどうしたらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
発達障害のある方への支援には、福祉支援や教育的支援など、色々なアプローチがありますが、今回は初めて「医学的アプローチ」による支援を取り上げます。
ゲスト講師に、東京・高輪台で発達障害のお子さんとご家族を支援する”発達支援外来”を開設されている池田先生をお迎えし、「発達障害の感覚特性と医学的アプローチによる脳と心と体の整え方」についてお話していただきます。
この講座では、このようなことがわかります。
ーーーー
・発達障害とはどうして起こるのか?
・感覚特性とはどんなものなのか?
・脳と心と体を整えるとはどういうことか?
・医学的アプローチとは、どういうものなのか?
・親ができることはどんなことか?
ーーーー
池田先生ご自身も発達障害のある息子さんの父親でもあります。お子さんのことがきっかけになり、発達支援外来を開設されたということで、親としての経験談もお聴きできればと考えています。
池田 勝紀氏 (医学博士/アイデス・クリニック院長)
発達に凸凹がある子を持つご家族がたくさんいこと、その支援の場所がとても少ないことも身をもって実感したことがきっかけになり、2016年一般社団法人「日本発達障害支援協会Humane Place」を設立。
2018年には「アイデス・クリニック」と「児童発達支援・放課後等デイサービスキッズプレイスたかなわだい」を開設し、発達障害のお子さんとご家族の支援に取り組んでいる。