7月23日(日)14:00~15:30 アーカイブ配信あり
講師:田中恵美子氏(東京家政大学 人文学部教育福祉学科教授)
「これしかない」から「これもある」ライフプランを実現するオンライン講座第2弾。実際にサポート受けながらひとり暮らしをしている方たちが、どのような暮らし方をしているのでしょうか?事例から暮らしを支える制度や福祉サービス等の活用について学んでいきます。
わが子に知的・発達障害があると、日々の暮らしや学校の選択、働くことなど、色々な場面で選択肢が限られてしまい、辛い経験をされている方が多いと思います。そのため、未来に希望が見いだせず、この先わが子が将来1人で生きていけるのか漠然とした不安を抱える親は少なくありません。
そんな方のために、未来を「これしかない」から「これもある」に変えていき、親子共に豊かで幸せな人生を送るための講座をシリーズで企画しました。その第2回目は、「ひとり暮らし」という選択肢を取り上げます。
障害の特性、例えば感覚過敏や行動障害のある方にとっては、グループホームやシェアハウスのような共同生活が難しいケースがあります。また、逆にある程度自分でできる人なら「ひとりで暮らしてみたい」と希望する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、障害のある人のひとり暮らしを研究されている東京家政大学 人文学部教育福祉学科教授の田中恵美子先生をお迎えしました。
実際にサポート受けながらひとり暮らしをしている方たちが、どのような暮らし方をしているのかを、事例をご紹介いただきながら、暮らしを支える制度や福祉サービス等の活用についてご講話いただきます。
また後半では、住まい方の選択肢を広げていくには何が必要か、ひとり暮らし体験をサポートする一社)つなぐいっぽ代表吉田氏と、知的・発達障害のある息子の独立に悩む親である佐藤が加わり、田中先生とディスカッションを通じて深掘りしていきます。
講師:田中恵美子氏(東京家政大学 人文学部教育福祉学科教授)
日本女子大学大学院にて社会福祉学を専攻。その間、障害者団体にて介助等経験。障害学と出会い、研究を継続。現在、東京家政大学人文学部で主に障害分野を担当。研究テーマは、知的を含む障害者の「自立生活」、障害のある親の結婚・子育て支援等。支援者らとのオンライン・サロンや執筆等を通して障害者の地域での自立生活の可能性について発信中。