9月21日(土)20:00~21:30 @ZOOM アーカイブ有り
①葬儀・お墓の裏事情~辻 幸男氏(株式会社ニューライフ代表取締役/ 一級葬祭ディレクター)
②親が亡くなった後の事務手続きは誰に頼む?~中沢 信義氏(司法書士/サポート協会理事)
③親の立場から質問を交えてのディスカッション この障害のある子を持つ家族が知っておきたい終活を3部構成で行います。
障害のある子を持つ親が漠然とした不安を抱える「親なきあと」のこと。でもいつかは確実にやってきます。もしかしたら、ある日突然やってくるかもしれません。
そのための準備である「終活」に関しては、ネットで調べると多くの専門業者が取り扱っていて、逆にどこに頼めばいいのか迷うくらいです。しかし、障害のある人が家族にいる場合のケースは、ほとんど触れていません。
実際に自分の親の相続をされたご相談者のお話をうかがうと、相続で依頼した士業さん(弁護士・司法書士・税理士など)に、家族に障害のある子がいると言ったとたん、「それなら成年後見人をつけないといけないですよ!すぐに手続きしましょう」と言われてしまった…という話をたくさんお聞きします。
知的障害、精神障害、認知症などによって判断能力が不十分な方が、契約や手続きなどを行う際に必要と民法で定められていますので、決して間違いという訳ではありません。
しかし家族としては、できれば付けずになんとかしたいし、もしも本当に必要になった場合、やはり障害のあるご本人のことを十分に理解してくれる人にやってもらいたいと思いますよね。
そのためには、終活について「まだ先だから…」と言って後回しにするのではなく、知識を付けることはもちろん、いざという時には、わが子のことを理解してくれるところに繋がれるように、あらかじめ準備しておくことが必要です。
そこで今回は、知っておきたい葬儀やお墓にまつわる裏事情ついて、そして障害のある子には任せられない死後の事務手続きについて、二人の専門家をゲストをお招きして、障害のある子を持つ代表がお話をうかがいながら深掘りしていきます。
この講座ではこのようなことをお話する予定です。
・急な「もしもの時」にはどうしたらいいの?
・葬儀にまつわるお金と最近の傾向とは
・お墓と墓じまいについて
・障害のある子の親が書いておきたいエンディングノート
・死後の事務手続きは誰にどう頼んでおく?
講師:辻 幸男氏
株式会社ニューライフ代表取締役/厚生労働省認定 一級葬祭ディレクター
人生最期の総合演出家として、一人ひとりのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)に合わせた、きめ細かい納得のできる葬儀の決め方・お墓の選び方など、終活についてセミナーなどにてわかりやすく伝えている。
講師:中沢 信義氏
司法書士行政書士 花咲事務所 代表
一般社団法人障害のある子のライフプランサポート協会理事
横浜で生まれ育った生粋のはまっ子で、現在は関内に事務所を構える。誠実な人柄とフットワークの軽さが持ち味。法律家になる前は40歳まで和食板前をしていて、ふぐ調理の免許も持っているという珍しい経歴の持ち主。現在神奈川県ふぐ協会の理事(法務担当)としてふぐ料理の普及にも力を入れている。