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きょうだいたちの本音と建前~「親なきあと」にきょうだいの負担を減らすには?

2024年4月21日(日)14:00~15:30 アーカイブあり 一般1,500円
ゲスト:細井 久男氏/ 山田 裕之氏/ 湧本 祐子氏(兄の成年後見人を経験)
障害のある人のきょうだいはたちは、「親なきあと」についてどのように考えているのでしょうか?重度自閉症の兄を持つ弟2人と、重度障害のある兄の成年後見人を務めた妹をゲストにお招きして、きょうだいたちの本音と建前、きょうだいの負担を減らす準備について、ディスカッションしながら深掘りしていきます。

家族の中に障害のある人がいると、親としては「分け隔てなく」と思っていても、どうしてもサポートの必要な障害のある子のことが中心になりがちです。 特に親が歳をとって子を見れなくなった後、そして亡くなった後、いわゆる「親なきあと」は、どうしても家族である「きょうだい」に負担がかかってきます。

しかし、実際にきょうだいの人たちの生の声や思いを聴く機会は、親子であろうとなかなかありません。

そこで、今回は 「親なきあと」の準備を支援している重度自閉症の兄を持つ弟さん2人と、実際に重度障害のある兄の成年後見人を務めた妹さんをゲストにお招きして、きょうだいたちの本音や思いをお話していただきます。

また、後半はきょうだいの負担を減らすあらかじめしておきたい準備について、どのようなことが必要か、なにが良さそうなのかを、不動産や保険の専門家の立場も加えて、全員でディスカッションしながら深掘りしていきます。

<ゲストスピーカー>

涌本 祐子氏(会社員)
2歳上の兄に進行性の難病と重度の知的障害があり、小中学校は同じ地域の学校に通う。20代半ばで実家を離れるまで、入退院を繰り返す兄のケア、付き添う母に変わって家事などを担う元ヤングケアラー。結婚後は実家の近くに住み、できる範囲で実家のサポートをする。長年の在宅療養を経て、兄が医療施設に入所したのを機に自らが成年後見人となる。3年前に兄は他界元きょうだいの立場となる。

細井 久男氏 (宅地建物取引士、CFP®︎認定者)
「実家の空き家対策」に取り組み、地方の実家、古い実家の5年後の心配を解決している。重度の自閉症・知的障がいのある兄を持つ。

山田 裕之氏
重度自閉症の兄をもつFP。障害のある兄がいることで友人関係や家族との関係に悩み、兄のことを隠して過ごす人生を送っていたが、母親が亡くなったのを機に「親なき後」のことを考えるようになった。現在は障害のある子を持つ親やきょうだいのコミュニティにも積極的に参加している。特技はトライアスロン。2012年日本学生選手権(インカレ)では全国5位に入賞。

〇参加方法
ZOOMを利用して、パソコン・スマホにてご自宅からご受講いただけます。お申し込み後、メールにて参加用のZOOMリンク、パスワードが送られます。迷惑メールホルダーも合わせてご確認ください。※アーカイブ版は1週間限定です。

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