自閉症で知的障害のある息子(30歳)に
どうやって日々のお金の管理をさせようか?
ここ数年、頭を悩ませています。
息子の子育て時代、
学校の先生や先輩ママのお話会などで
「お小遣い帳をつけさせましょう」
と言われた記憶が何度かあります。
また、支援者が書かれた本を読んでみると、
やっぱりそのようなことが書かれています。
息子にお小遣い帳を付けさせたい!
でも、私が実際に息子と
長年付き合ってきて出た結論は、
残念ながらこんな感じです。
それは…やっぱり難しかった…(涙)
では、ちょっとお聞きしますね。
あなた自身は家計簿をつけていますか?

アスマークという
マーケティングリサーチ会社 が
2018年に行った調査によると、
20代から60代までの男女で、
家計簿をつけている人の割合は
たったの25%しかいないということ。
残りの75%の人は、
どうやって管理しているのでしょうか?
もしかしたら、4人中3人は
月に使ったお金のことを、
よくわかってないのかもしれません。
これを見た時に、
一般の人でも75%が付けてないのだから、
障害のある人にとっては
なおさら難しいことだと思いました。
家計を管理してると、
毎月色々なお金の出入りがありますよね。
◇食費にいくら使っていますか?
◇外食の割合はどうですか?
◇Amazonプライムなどのサービスにいくら支払っていますか?
◇光熱費は節約できていますか?
◇税金はどれだけ払っていますか?
◇貯金はいくらできていますか?
仮に家計簿をつけていても、
収入と支出が把握できていなければ
意味がありません。
大事なのは、お金の流れを
「見える化」すること。
障害のある人も全く同じ。
障害の程度で方法は違ってきますが、
目に見える化(視覚化)
することが重要なのです。